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ハツリ仕上げ

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1974年ノアビル(白井晟一監修)の竣工以降、煉瓦のハツリ仕上げが、業界に認知され、ハツリの現場が多くなった。手作業の多かった当時でさえ、ハツリ作業は大変な重労働であった。この頃は焼成後の煉瓦をハンマーと鏨ではつって、一丁ずつ仕上げたため、工場が大きな現場を受注すると人手が足りなくなるため、同級生や後輩を集めて、はつりのアルバイトをした。この経験が生きて後に焼成前に仕上げるという発想が生まれ、ハツリかすを原料に戻してリサイクルするようになった。後の渋谷の三基商事ビルや熱帯ドリームセンター、水戸芸術館、豊の国情報ライブラリー(大分図書館)、ビーコンプラザ(別府コンベンションセンター)などにその技術が生かされた。写真は1976年頃
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by vase-blog | 2008-04-10 18:17 | れんが・タイルクロニクル